*欧州デザイナーが生んだオシャレなチェアたち*

豊かなフォルム、美しいプライウッド、使う程に味わいのでる木目…。1957年、ノルウェーのデザイナーHans Bratterudによってデザインされたscandia Jr.。1970年代には生産中止となったが、ビンテージオークション等で話題になり2004年に待望の復刻となった。ネジの細部まで当時と変わらないパーツで構成されている。丈夫で軽く、スタッキングも可能、座り心地も優れた逸品。

ナンナ・ディッツェルの最も素晴らしい成功の1つであるトリニダードチェア。トリニダードの伝統的な透かし彫りが彼女の心を捉え、この名前がついたとされている。彼女の特長でもある扇形の座面と背もたれに施された彫刻からは、無数の陰影が創り出され、空間に幻想的な光のアートを演出してくれる、まさに芸術品のような椅子。スタッキングも可能で機能性にも優れたこの椅子は、1995年のID賞を受賞している。

2000年5月、北欧家具見本市で発表された「春」という名の椅子。まるで花畑のように非常に多くのカラーバリエーションを持つシェル(座と背の一体部材)の表面は、塗装ではなく着色フォーマイカ(素材は紙)の一体成形である。塗装に比べ大きなコストダウンを可能にし、しかも地球に優しい素材である。やや外向きに、ごくかすかに弧を描きつつ伸びてゆく後ろ脚のデザイン。このディティールが椅子全体を優しく、女性的なイメージにしている。「スプリング」その名にふさわしい温かく爽やかな名品である。

ナンナ・ディッツェルのデザインによくみられる丸い形。このイージーチェアも上から見ると背が半円を描いている。座ったときの包みこまれるような安心感。この感覚は彼女の得意とするところであろう。ファブリックと木材との組み合わせなど、色彩感覚もすばらしい逸品である。

1951年にフランス&サン社で製作されたものとほぼ同型のロッキングチェア。
オーレ・ヴァンシャーといえばマホガニーやローズウッドなどの木材に黒のレザーというイメージが強い印象があるが、こちらは朱色のオリジナル・ファブリックという組み合わせ。こんな色合いもなかなかどうして、様になってしまうのはさすがである。

「国王が所有していた家具」というコンセプトの元、数々の一級品を生み出してきたキングス・ファニチャーシリーズ。1983年、この肘掛け椅子も名誉あるシリーズの仲間入りを果たす。肘から背にかけての気高く優雅な曲線、適度なしなりを生む籐張りの背部、ナチュラルレザー独特の色合いと包み込むような座り心地からは、高度なクラフトマンシップが感じられる。デンマーク大蔵省をはじめ、世界中の官庁や公共施設を飾っている。

日本の暮らしの中に新たな座姿勢の方向性を見い出したといわれるパントンのタタミチェア。曲げ木に最適なブナ材の素地を生かした成形合板が美しく、適度なしなりが心地よい。そのうえ強度も申し分ない。卓越した色彩構成で名をはせる彼ならではのファブリックも、不思議と我々の暮らしの中にとけ込んでしまう。座椅子という日本特有の文化でさえ簡単に自分の世界に取り入れることができるパントンならではの作品である。

1960年から1970年代にかけて自由を謳い大胆な”スペースエイジ”を提唱したバーナー・パントン。数ある魅力的な椅子の中からVerner Panton Estateとのコラボレーションによりリラクサー・ラウンジチェアが再リリースされた。
まるで一筆書きのような一つの曲線に座るという事の芸術性を表現し、同時に人間工学的にもどのような体格の人にもまたどのような姿勢にもフィットする座り心地となっている。

フレームにチークを使用した革張りのスツール。脚部の構造から畳の上で使用しても傷つきにくくなっている。ぜひ和室に置いてみたい作品である。同じ形でフレームにペアを使用しているものもある。

15世紀に靴職人の椅子としてデンマークに普及した、その名もShoemaker(靴職人)。
元々は農場で牛の乳搾り用として誕生したといわれています。長時間座ることも苦にならず、むしろ快適にさえ感じてしまうのは、この独特のフォルムゆえ。おしりをふんわりと包みこむ感触は靴職人ならずとも感じてみたくなる一品です。

見るからに子供が喜びそうなこのアイテムは、デンマークの職人が1つ1つ丹念に作り上げる天然の羊毛(ムートン)100%のロッキングシープです。羊の背にまたがるとふっくらと柔らかく暖かな肌触りに驚くことでしょう。天然の羊毛で手作りのため1つとして同じものはございません。愛らしい表情と尻尾に思わず笑みがこぼれます。
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